「確定申告スタート!申告期間中にやるべきことと注意点」
2025/02/18
ついに確定申告の期間(2月16日~3月15日)が始まりました。
この時期は税務署も混雑し、直前になるほど申告作業が大変になります。
スムーズに確定申告を終えるために、今のうちにやるべきことや、
申告期間中に注意すべきポイントを解説します。
今すぐ取り組むべき確定申告の準備
1. 必要な書類を整理する
確定申告をスムーズに行うために、まずは必要な書類を揃えましょう。
以下の書類が準備できているか確認してください。
- 収入に関する書類(売上帳、請求書、源泉徴収票など)
- 経費の領収書・請求書(交通費、通信費、事務用品費など)
- 控除に関する証明書(生命保険料控除、医療費控除、ふるさと納税など)
- 小規模企業共済の掛金証明書(加入者のみ)
2. 申告方法を決める
確定申告には「電子申告(e-Tax)」と「紙の申告書提出」の2種類の方法があります。
e-Taxを利用すると、青色申告特別控除(最大65万円)が適用され、還付も早くなるメリットがあります。
まだ電子申告の準備ができていない場合は、今すぐ手続きを進めましょう。
3. 記帳内容を最終確認する
特に青色申告を行う方は、帳簿の記録が正確か最終確認してください。
クラウド会計ソフトを利用している場合は、売上や経費が適切に入力されているかチェックしましょう。
確定申告期間中に気をつけたいポイント
1. 控除の適用漏れを防ぐ
申告の際、以下の控除を正しく適用することで税負担を軽減できます。
適用漏れがないように注意してください。
- 医療費控除:年間の医療費が10万円(または総所得の5%)を超えている場合、控除の対象になります。
- ふるさと納税(寄付金控除):寄付した自治体からの「寄付金受領証明書」が必要です。
- 配偶者控除・扶養控除:配偶者や家族の所得が一定以下の場合、控除の対象になります。
2. 納税方法を確認する
確定申告後に税金を納める場合、納付期限(3月15日)までに支払いを完了させる必要があります。
納税方法には以下の選択肢があります。
- インターネットバンキング(ダイレクト納付)
- クレジットカード払い(決済手数料がかかる)
- 銀行窓口での支払い
- コンビニ払い(30万円以下の場合)
3. 期限間際の混雑を避ける
申告期限が近づくと、税務署は大変混雑します。特に紙で申告する場合、
提出が集中する3月中旬には長時間待つこともあります。
可能な限り早めに申告を済ませるようにしましょう。
申告後にやるべきこと
1. 申告内容を保存しておく
確定申告書の控えや電子申告の送信記録は、後で必要になることがあります。特に、住宅ローン控除や融資の申請時には提出を求められることがあるため、データをしっかり保存しておきましょう。
2. 還付金の確認(還付申告の場合)
還付申告をした場合、還付金が振り込まれるまでに約1か月かかります。e-Taxを利用すると処理が早くなり、通常3週間程度で還付金を受け取ることができます。
3. 来年の申告に向けた準備を始める
確定申告が終わったら、次の申告に向けた準備も始めておきましょう。
日々の帳簿付けを徹底し、経費の領収書を整理することで、来年の作業が格段に楽になります。
まとめ
確定申告の期間中は、必要書類の整理や控除の確認を早めに行い、スムーズに申告を終えることが大切です。電子申告を活用することで、申告の負担を軽減し、還付金の受取を早めることも可能です。
----------------------------------------------------------------------
東京ECビジネス会計事務所
〒103-0026
東京都中央区日本橋兜町17-2
兜町第6葉山ビル4階
個人せどり事業には記帳代行
個人せどり事業への融資のご相談
個人せどり事業の法人化支援
個人せどり事業にも税務相談を
プロの起業コンサルでせどり事業
個人せどり事業には記帳代行
個人せどり事業の法人化支援
個人せどり事業にも税務相談を
プロの起業コンサルでせどり事業
----------------------------------------------------------------------