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「1月に取り組む事業主のための確定申告準備ガイド」—早めの対応で余裕を持った申告を

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「1月に取り組む事業主のための確定申告準備ガイド」—早めの対応で余裕を持った申告を

「1月に取り組む事業主のための確定申告準備ガイド」—早めの対応で余裕を持った申告を

2025/01/14

新年が始まり、1月は確定申告の準備を進める重要な時期です。

事前に準備を整えておくことで、申告の際に慌てることなく対応できます。

また、節税対策を組み込むことで、税負担を軽減しながら事業の安定を図ることが可能です。

今回は、確定申告に向けて1月に行うべき準備と節税対策についてご紹介します。


確定申告準備の基本

まず、確定申告に必要な書類や情報を揃えることが大切です。

不足している場合は早めに手配を進めましょう。

収入に関する書類を揃える
売上帳や請求書、領収書など、すべての収入に関する記録を整理します。

これらの書類が確定申告書の基礎データとなります。

経費に関する証拠書類を整理する
交通費や通信費、広告費などの経費に関する領収書や請求書をしっかりと管理します。

未記帳の領収書があれば忘れずに登録してください。

控除証明書を確認する
医療費控除やふるさと納税、生命保険料控除などに必要な証明書を用意します。

控除証明書が不足している場合、保険会社や自治体に問い合わせて再発行を依頼しましょう。


青色申告特別控除の準備

青色申告を行う事業者には、最大65万円の控除が適用される青色申告特別控除があります。

この控除を最大限に活用するためには、記帳や申告に関する要件を満たす必要があります。

帳簿を整理する
会計ソフトを利用している場合は、データが正確に入力されているかを確認してください。

手書きで帳簿をつけている場合は、収支の記録が漏れなく反映されているか確認します。

電子申告の準備を整える
65万円の控除を受けるには電子申告(e-Tax)の利用が必須です。

利用者識別番号やマイナンバーカードを事前に確認し、e-Taxの準備を進めましょう。


必要経費の見直し

確定申告では、事業に関係する支出を必要経費として計上することで課税所得を減らせます。

特に以下の項目を見直しましょう。

交通費
業務に関連した移動費を忘れずに計上してください。通勤定期代やタクシー代も事業関連であれば経費として認められます。

通信費
事業用の携帯電話料金やインターネット使用料が対象となります。

自宅で仕事をしている場合は、通信費の一部を按分して計上することが可能です。

光熱費や家賃の按分計算
自宅兼事務所の場合、光熱費や家賃の一部を「家事按分」として事業経費に計上できます。

事業に使用している面積や時間を基に、合理的な按分率を計算して記録してください。


節税対策の検討

確定申告準備の中で、利用できる節税対策も確認しましょう。以下の方法が特に効果的です。

小規模企業共済の活用
個人事業主や小規模法人の役員が対象となる退職金積立制度です。

掛金は全額所得控除の対象となり、老後の資金準備をしながら節税効果を得られます。

iDeCo(個人型確定拠出年金)の利用
iDeCoを利用することで、掛金全額が所得控除の対象となります。

運用益も非課税で、効率的な資産形成が可能です。

2024年から掛金の上限額が一部引き上げられたため、さらに活用しやすくなっています。

少額減価償却資産の特例を活用
取得価格が30万円未満の事業用資産は、特例を利用して全額を当年度の経費として計上できます。

この特例を活用することで、早期に税負担を軽減できます。


1月中にやるべき税務手続き

1月は確定申告準備に加え、以下の税務手続きを忘れずに行いましょう。

源泉所得税の納付
納期の特例を適用している場合、前年7月から12月分の源泉所得税を1月20日までに納付します。

給与や報酬の源泉徴収分を正確に計算し、漏れがないよう確認してください。

償却資産税の申告
事業用の設備や備品について、1月31日までに自治体へ償却資産税を申告します。

年末に整理した固定資産台帳を活用し、申告内容を正確に作成してください。


まとめ

1月は確定申告に向けた準備を始める絶好のタイミングです。帳簿や経費の整理、控除証明書の確認を進め、余裕を持って申告に対応できる体制を整えましょう。

また、節税対策を組み込むことで、事業運営をより安定させることができます。

税務や確定申告に関するご相談がありましたら、ぜひ当事務所までお問い合わせください。

皆さまの事業成功を全力でサポートいたします!

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